化学教育・ひとりごとNo.2(2004.11.19)   「伝統の力」に対するご意見

大阪四天王寺高等学校中学校の高野裕恵といいます。

No2の単位について、「へぇ・・そうなんや!!!」 全然知らなかったです。
多分、知らない高校の先生は多いと思います。
でも、知っていても、使えない場合もあります。
例えば、定期考査の問題を作成するときに、問題集にも参考書にも小文字イタリック体で書いてあり、一緒に担当している先生方がイタリックを使っているのに、自分一人だけ「L」は使えないです。
教科書が変われば、もしかすると変わるかも・・・
(センター試験も「L」ではないですね・・大学入試を変えないと無理かも・・)
教科書が変われば・・と書いたのは、実は電気の「抵抗」の図記号が新課程から変わっているんです。
あの「ギザギザ ー/\/\/―」から「ホワイトボックス □」に・・・
ですから、中学校の先生は「ホワイトボックス」で指導を始めています。
大阪の教員採用試験の一般教養で、今年度「ホワイトボックス」で問題が出ました。
(娘が保健体育で受験したので知りました。習っていないのに新記号で出るなんて、と怒っていましたが)
でも、ちゃんと笑い話があるんです。
ある物理の先生(進学校;うちの学校ではないです。念のため)に、
「どうして、あんな図記号にしたんでしょうね」と話しかけたら、「え? 何のこと?」
その先生は、図記号が変わったことをご存じなかったんです(笑)。

だから、リットルも教科書の表記が変わり、大学入試問題も新しい表記になり、問題集や参考書がその表記を取り上げて記載すれば、きっと(多分・・・?)変わるかもしれないと思う・・・・・
(だんだん自信がなくなってきました)

ところで、
  『自然現象を解き明かすおもしろさ(ワクワク感)、理科が暮らしにどれほど役立っているかを教えるだけでよい』
その中でいろいろなことを考えることが出来る・・・これは「見えない学力」ですね。
そして定期考査や、大学入試など成績に関わること、これは「見える学力」ですね。
大学の先生は、「見える学力」が欲しいのでしょうか。「見えない学力」が欲しいのでしょうか。
日本化学会としては、子供たちに「見える学力」をつけたいと考えているのでしょうか。
「見えない学力」をつけたいと考えているのでしょうか。
(そんなもの、両方じゃないか・・おしかりの声が聞こえそうです。)
では、どちらを第一義と考えられるのでしょうか。

テーマにしていただけると嬉しいです。
(勝手なことばかり書いて申し訳ありません。)

                                                高野 裕恵

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